泣いて泣いて、また泣いて・・号泣

私の頭の中の消しゴム

私の頭の中の消しゴム ~あらすじ結婚後~

2人は結婚して、おっちょこちょいなスジンですが、とても幸せな生活を送っていきます。チョルスもスジンのために一生懸命がんばり、一発で建築士の試験を突破します。そして新たな夢への一歩を踏み出していきます。いつかスジンと暮らす夢の家を自分が設計するために、バリバリ仕事もこなし大きな仕事も手がけていき、順風満帆な生活を送っていました。

そんな2人に心配な出来事が・・。スジンの物忘れです。物忘れは最初はたわいものないかわいい物忘れでしたが、段々と物忘れの度がひどくなりスジンは不安を覚えます。そして不安を抱えたまま病院で精密検査を受けることになりました。

不可解な質問ばかりで飽き飽きしますが、検査の結果医師から言われた病名は『アルツハイマー病』です。肉体的死より精神的死が先に訪れ、どんどん新しい記憶から消えてゆき、肉体が崩壊する前に精神が崩壊してしまう病気。そしてすべての記憶がなくなっていき、治る見込みがないことを医師に宣告されます。

悲しみにくれるスジンは、自分自身が精神的に不安になり医師の勧めもあって会社を辞めことを決めるのですが、チョルスに知られないように理由をつけて、仕事を辞めることを決めます。スジンの病気のことを知らない元不倫相手のヨンミンは退社することをひきとめようと電話をしてきます。元不倫相手のヨンミンと外で会うことにしたのですが、スジンは待ち合わせ場所に向かう途中で突然記憶を失ってしまいます。

街角で路頭に迷うスジンは、自分がどこに行くべきだったのか、自分が帰る場所すらもわからなくなってしまいます。そして警官に付き添われてしばらく歩いていると、目の前にヨンミンが現れました。スジンは断片的に記憶がよみがえりますが、よみがえった記憶はヨンミンを愛していた頃の記憶だったので、微笑んで彼の手を握り締めます。ヨンミンは元の関係に戻れないかスジンに話をしますが、そこでまたスジンの記憶は飛んでしまいます。ヨンミンはスジンと話がかみ合わず、つじつまが合わないので不思議そうにしていますが、スジンはまたふと我に返るのでした。

スジンは一人で病魔の進行に怯えていました。チョルスとスジンは「カードゲーム」で気持ちを紛らわせようとしています。チョルスは一度もカードゲームで当てることができないスジンのために、三枚とも当たりを入れて当てさせてあげようとしますが「どうせ当てられない」と部屋を出て行ってしまいます。チョルスの為にお弁当を愛妻弁当を作ってくれるのですが、職場でお弁当包みを開くと・・・お弁当の箱の中にはどちらの箱にも「白米」しか入っていませんでした。ただことではないと胸騒ぎがしたチョルスは、スジンの病院を訪ねます。チョルスはそこでスジンの病気の事実を聞くのでした・・・。

チョルスはスジンを探して町をさまよいます。チョルスがスジンを見つけたのは、2人の思い出のバッティングセンターでした。

バッティングセンターでスジンはチョルスに「私の頭の中に消しゴムがあるんだって」と病気の事を告げ別れ話を切り出します。

スジン:「もう優しくしないでいいよ・・・。どうせ全部忘れちゃうから。。。」

チョルス:「君が忘れても、俺が全部覚えていてあげるよ」

スジン:「記憶がなくなるのは、魂がなくなるってことなのよ!」

チョルス:「・・・魂は消えない。俺が君の記憶で、君の心になるから・・!」

きっとすべてを忘れてしまい、記憶が消えてしまえば魂も消えると言うスジンに自分がスジンの記憶だとチョルスは言い聞かせるのでした。

母親の誕生日パーティの日。元不倫相手のヨンミンが2人の家に現れます。スジンはまた記憶を断片的に失ってしまいヨンミンを家に招き入れてしまいます。ヨンミンを家に入れたものの、スジンは記憶が交錯しています。そこへチョルスが自宅へ戻ってきました。勘違いから、カーーッ!!としてチョルスはヨンミンをボコボコのめった打ちにしてしまいます。

そこへ誕生パーティに訪れた家族と、大工の棟梁がやってきてスジンがアルツハイマーであることが家族を始めみんなにバレてしまいます。スジンの父親は娘を引き取ると申し出ますが、チョルスはその申し出を断るのでした。

やがて、病気は進行していきスジンの記憶はますます曖昧になっていくのでした。 チョルスのことも忘れるようになっていきます。

チョルスのことを過去の恋人ヨンミンと呼んで愛していると言います。チョルスは、スジンが本当に愛していたのは、自分ではなかったのでは?!と不安な気持ちになっていってしまいます。いたたまれずに嘆き悲しみ涙するチョルス・・

メモと写真が張り巡らされた部屋の中で、一枚の写真を見つけてチョルスの存在を思い出します。そんな自分をスジンはとても責めるのでした。そしてチョルスへ手紙をしたためて家を出ていくのでした。